伝統と地場に根差すカギオカ 今、さわやかに変化の風。


表書きについて


■ 墨の色は、慶事には祝いの気持ちをはっきり表すために濃く、弔事には
   「悲しみの涙によって薄れる」としてやや薄墨で書きます。



表書き 表書きは、水引で区切られた上半分に毛筆・筆ペン・サインペン等で「御祝」や「寿」と書き、下半分には、ご自分の名前をフルネーム で書きます。この時、楷書で上書きよりも少し小さめに書きます。



○ 連名の場合

連名 夫婦なら、夫の名前・妻の名前の順に右から書きます。職場の時は、役職が上の人から、友達同士等の時は年齢順や五十音順に右から書きます。名前を書くのは3人までにしましょう。、4人以上の時は代表者の氏名だけを書き、他の人の名前は左側に「外一同」と書いて、お金を入れる中袋の表に漢数字で金額を書き、裏には名前と住所を書きます。金額は個別に書いても、合算で書いても構いません。


○ 贈る相手を書入れる場合

  
相手の名前入り 贈る相手の名前を左上に書きます。贈る側が連名の場合は左から役職や年齢順に書きます。この時、連名の名前書きが通常の場合と順位が逆になりますので十分注意をして下さい。





● のし袋の表書き一覧



■ 慶事の場合
表書き 贈る時 お返しの表書き 水引
結婚祝 寿・御祝・御歓・御結婚御祝 品物を贈る時は挙式の1週間前までに持参 内祝・寿
紅白
金銀
出産祝 御祝・御出産祝・
御安産・
御初着
出産1ヶ月以内。退院後、落着いてから 内祝   紅白
初節句 御祝・御初節句 節句の1週間前までに 内祝   紅白
七五三 御祝・祝七五三 11月1日〜15日 内祝   紅白
入園・入学 お祝・入園祝・
祝入学
4月上旬まで お返しは不要。
礼状を出す
  紅白
卒業・就職 御祝・
祝御卒業・
祝就職
卒業式から就職するまでの間 お返しは不要。
礼状や謝礼のあいさつを
  紅白
新築・開店 御祝・祝上棟・
祝御新築・
開店御祝
上棟式は当日。
新築は披露当日かその前後。
開店は当日
上棟記念・新築内祝・
開店記念・
紅白
金銀
賀 寿 古稀御祝・祝喜寿 誕生日まで。
パーティー当日
内祝
紅白
金銀




■ 弔事の場合

・弔事にはのしはつけません。
・宗派によって表書きが変わりますので、宗派が分らない時は「御霊前」と
 書いておくのが無難でしょう。


表書き お返し・その他 水引
告別式前後 仏式 御霊前・御香典
御香料
志・粗供養
黒白
双銀
神式 (御)玉串料
御霊前・御神前
志・茶の子
ハスのあるものは使いません。
黒白
双銀
キリスト式 お花料・御霊前 志・召天記念・感謝
ハスのあるものは使いません。
  黒白
  白封筒
法要
・年祭
仏式 御佛前・御供物料
御供物・御香料
御霊前
志・粗供養・○○忌志
黒白
黄白
神式
(霊祭)
(御)玉串料
奉献神饌料
志・○日祭志  白封筒
キリスト式
(追悼ミサ)
御花料・御霊前 志・感謝・偲び草
ハスのあるものは使いません。
  黒白
品物には黒白・青白リボン
お寺・僧侶へのお礼 御布施・御回向料
読経料
黒白
双銀
神社・神職へのお礼 御祭祀料・御礼
御祈祷料
白封筒
神父・牧師へのお礼 献金・記念献金
御礼
白封筒
僧侶・神職・牧師などへのもてなしに代えて 酒肴料・御食事料
御膳料
白封筒
僧侶・神職・牧師などへのお食事 御礼・御車代
お車代
白封筒
卒塔婆を依頼した時のお礼 御塔婆料 白封筒
葬儀・法要などで手伝ってもらった人へのお礼 志・御礼 白封筒
通夜に飲食物を届ける 御通夜御見舞
御寂見舞・御供物
供物
  黒白
石塔
・墓建立披露
生前 寿塔御祝 寿塔御内祝・内祝   紅白
死後 御供・建碑御供
御仏前
墓供養・開眼供養
黒白
黄白




仏式 神式 キリスト教式
仏式 神式 キリスト教式



○ 漢数字

一 → 壱 六 → 六 百 → 百
二 → 弐 七 → 七 千 → 阡
三 → 参 八 → 八 万 → 萬
四 → 四 九 → 九 円 → 円または圓
五 → 五 十 → 捨   −−−−−

例) 一万円・・・金壱萬円    一万五千円・・・金壱萬五阡円







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