伝統と地場に根差すカギオカ 今、さわやかに変化の風。


水引について


蝶結び 結び切り あわび結び
蝶結び 結び切り あわび結び
結び目が簡単に解け何度も結び直せるとの意味合いから、何度も繰り返したいとの願いを込めて、婚礼以外の一般祝事を初め、お礼・ご挨拶・記念行事などのご贈答に用います。
固く結ばれ解けない(離れない)ことを願い婚礼関係に、二度と繰り返さないようにとの願いを込めて弔事関係や傷病のお見舞全快祝い、災害見舞いなどに用いられます。 結び目が複雑に絡み合っていて、解こうとすれば解けるが容易には解けない意味合いと、互いの輪が互いに結びあっていて長生きと長持ちの印と昔から重宝がられた鮑の形に似ていることから、いついつまでも良きお付き合いをとの願いを込めて慶事と弔事の双方に用いられます。また、その昔「干し鮑」が携帯食として大変重宝がられ、祝儀ものとして大変めでたいものとされたことにも由来しています。



● 水引の由来
水引は唐物の贈答品を包装する際に、紅白の麻糸をかけてくくったことから始まったといわれています。室町時代から盛んになり、江戸時代に現在のような手法が確立されたといわれています。慶事には金銀・紅白などを用い、弔事には黒白・黄色・銀を用いることがしきたりとなっておりますが、最近では慶事にカラフルな水引がよく使われます。




● 水引の本数
5本、7本など奇数に結ぶのがしきたりとなっており、ていねいな場合になるほど本数が多くなります。結婚の時に限り10本を使うのがしきたりですが、最近は弔事用にも10本水引が使われることがあるようです。







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